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歯の一部が茶色いんですけど?・・・・。

歯質の形成異常はエナメル質にもっとも多く起こり、その症状は多岐にわたります。特に第一大臼歯と切歯に限局して発症します。エナメル質減形成(MIH)に罹患している患者さんは予想以上に多いことがわかり始めており、発症については今でもさまざまな要因との関連が疑われていますがどれも確証は得られていません。遺伝子に起因するものの場合ではすべての歯が罹患していることになります。

特に重症なものは左右非対称に存在するもので変色や実質欠損以外に認められる自覚症状としては、著しい知覚過敏症状となっています。知覚過敏が認められない場合もありますが、実質欠損のない変色歯でも、放置すると歯冠破折をおこし、実質欠損に至る事があるため、歯科医師による長期管理が必要となります。

もし、お子さんにMIHが存在していたら?

歯科医師の管理のもと、歯列咬合の成長が完了した後に本格的な補綴治療が必要となります。そのため小児期の治療としては歯列咬合の成長が完了するまでは知覚過敏などの処置を行いながら咬合の回復を安定させることに努め、将来補綴治療を行うまではセメントや充填処置による暫間処置を行うこととなります。

では、保護者の方が知っておくべきこととしては

1.小児期は暫間処置と対症療法がメインとなりますので定期チェックが必要となります。2.粗造な歯面や実質欠損部はプラークが形成されやすいので虫歯になりやすいので注意が必要です。3.歯質の石灰化が不十分のため虫歯の進行が速くなります。4.家庭でのプラークコントロールがとても重要となります。5.歯の変色部には破折や咬耗がおこる可能性がおおいにあります。6.最終的には補綴治療に移行することとなりますが、それまでは正しい歯列咬合関係に誘導させることが大切となり、小児期の治療は知覚過敏の緩和などの暫間処置が中心となります。7.虫歯と間違一見えてしまうことが実質欠損などが生じた場合にはありますので、上記などの理由により歯科医師による長期管理がとても重要となります。                                                                                                                                                                           

歯のクリーニング。

歯の表面についてしまった歯ブラシではなかなか落ちにくい着色などは、歯の表面に直接

専用の装置を用いてパウダーを吹きかけることにより取り除くことも可能となります。(保険適応内)

当歯科では2種類の装置や2種類のパウダーを使い分け、対応させていただいておりますので

お気軽にご相談ください。